仮想通貨に潜んでいる「影」とは?!

普段のブログと違って仮想通貨を金融商品として分析したお話です・・・2~3分お付き合い下さい

メキシコで少なくとも8億8千万ドル(約987億円)の資金洗浄(マネーロンダリング)に関わったとされるHSBCが先ごろ、刑事訴追を免れた。時を同じくして仮想通貨ビットコインが急騰し、高値を更新したのは偶然とは思えない。銀行への規制が厳しくなるにつれ、お金の保管や送金で代替ニーズが高まるからだ。

ネットを介して個人間で資金を融通し合う仮想通貨は用途が広いため、犯罪絡みのニーズがどれほど増えているかはつかみようがない。一つはっきりしているのは、英オックスフォード大学の研究者がいうところの「影の決済制度」が銀行の牙城を脅かしつつあるということだ。この制度は仮想通貨のほか、中国のアリババ集団が手掛けるアリペイ(支付宝)などの電子決済サービスや、ケニアのエムペサのような携帯電話を使った電子財布など多岐にわたる

今の状況は、規制の緩い信用商品が登場した2000年代初頭と似ている。銀行貸し付けがあるのに「影の銀行」と呼ばれる規制対象外の金融仲介が増えた時期だ。

現在、デビットカードやクレジットカードなど現金によらない決済は年11%増え、小切手を食っている。これは決済サービスを提供する銀行にも、資金洗浄を阻止したい当局にも好都合だ。

一方で現金を好む人たちもいる。まず、目に見えるお金を使う方が家計管理がしやすいと思う低所得世帯だ。米連邦準備理事会(FRB)の調査では、現金を最もよく使うのは18~24歳の若者と、年収2万5千ドル未満の世帯だった。

現金はプライバシー上の利点もある。政府や法規が信用できないとして、例えばルーマニアでは国民の41%が家賃や住宅ローンを現金で払うという。ドイツでさえ、カードや銀行の決済で個人の秘密が守られると思う人は28%にとどまる。プライバシーを気にする富裕層も現金を使うし、犯罪集団も資金洗浄に高額紙幣を用いる。

低所得層と富裕層は影の決済制度の利用も多い。エムペサは銀行口座を持てない貧困層のためにケニアで開発された。シンガポールの配車大手グラブは、乗客に電子マネー「グラブペイ」で運賃を払わせ、グラブペイの残高に応じて運転手への貸し付けもしている

~以下一部省略~

仮想通貨には合法的な役割もあるが、決済が背後に規制当局のいる銀行を通じてではなく、ブロックチェーン台帳に記録されるだけなので様々な人をひき付ける。ドイツ人がプライバシーを求めて現金を利用するように、ビットコイン所有者も影の制度を志向する

その結果、銀行の預金・決済制度と影の制度が併存することになる。しかし、先端技術にたけた業者も提供する金融サービスが既存の制度に取って代わるには、規制も社会の理解も十分ではない。

現金や仮想通貨、電子マネーの人気は、影の制度を好む人が多いことを物語る。以前の金融危機の経験からすれば、機能やリスクをきちんと理解している人は恐らくいないだろう。

引用:日本経済新聞2017年12月19日朝刊

キャッシュレスを推進する電子決済は、多様性を持ち始めています。当社が主軸で推進しているのは、テンセントのWechatpayment等のスマホ決済サービスです。この仕事をしていると仮想通貨であるビットコインについても意見を良く求められます。

ビットコインには、現金の代わりの仮想通貨としての決済機能を持っています。

 

今回は、下記の記事の終わりの文面

「現金や仮想通貨、電子マネーの人気は、影の制度を好む人が多いことを物語る。以前の金融危機の経験からすれば、機能やリスクをきちんと理解している人は恐らくいないだろう。」

という部分が、おもしろいと感じたのでブログに取り上げてみました。

※当社代表である私、杉浦は元々ファイナンシャル・プランナーで活動していますので、この辺りのことに少し詳しいです。

 

ご存知の方も多いでしょうが、仮想通貨のビットコインは急騰中で高値を更新しています。この加熱するビットコイン取引の多くを日本人投資家が占めているそうです。

皆さんの周りでも、ビットコインを保有しFXのように取引している人達がいませんか?

 

きっとそんな周りの方達がこの相場を作っています。

ビットコイン取引市場の参加者の多くは、FXでレバレッジを効かせ、手元の運用資金の数十倍の信用倍率でハイリスク・ハイリターンなトレードをしていた人達、同じやり方でビットコイン取引をしているようです。

 

日本のFX取市場は、世界の中でも異常な規模なのをご存知ですか?

周りでもFX取引経験者や現在進行形でやっている人が結構いませんか?!

実際に結構いるはずです。なぜなら、世界全体の為替の信用取引総額の大部分は日本のFXトレーダーです。

 

そして、このFXトレーダーの人達が現在こぞって参入してきている訳です。

そして、参入したFXトレーダー達がレバレッジを効かせた取引で儲けた自慢話を聞いては、次から次へと参入が続いてます。

 

そして、新規参入者の殆どがビットコインの買いから入っているようなので、取引価格が急激な上昇方向が続いているのも納得です。

 

しかし、投機の世界では逆の動きの先手をが取れた場合も大きなチャンスを作ります!

これから、この動きを逆手に取った人達が現れ、もし価格が下落し数%も下がって損切りし損ねた場合は、そのレバレッジが跳ね返ってきて元本は吹き飛び大きな損失を負うリスクが見え隠れしています。

 

為替相場は激しく動いても数%ですが、ビットコインは

フラッシュ・クラッシュ(瞬時の急落)

と呼ばれるような数十%の変動が平気で起こります。実際に今年の6月に99.9%の下落率を起こした出来事は、私の記憶にはまだ新しい気がします。

 

今は、億り人などと呼ばれるビットコイン長者が多いですが、近いうちに価格に動きが止まったり下落し、異常相場で生まれた膿が相当流出するような気がしますね。

 

ここからは、いつもの電子決済などに関するお話を少しだけ・・・

 

仮想通貨の良いところは、金や銀にプラチナ、紙幣や硬貨と異なり、

低コストで国境を越えた資金移動を瞬時に低コストでできることです。

越境での資金交換の方法としてはかなり優れています。

 

反面で、フラッシュ・クラッシュのようなことを起こす市場価格の変動が激しく、そのリスクが付きまとうっているので金のような代替通貨と比較すると使い勝手が悪い。

 

では、このデメリットを解決すればいい!

その方法は、時価総額を増やすことです。紙幣でいうところの増刷です。

安倍総理がやっていた、異次元緩和による金融政策で日銀が紙幣をバンバンするのと同じことをすればいいのです。

 

しかし、仮想通貨は、紙幣を刷るように発行額を簡単に増やせない仕組みがあります。

そもそも、この発行額に制限がされた仕組みだからこそ、仮想通貨に希少価値も付き信頼が寄せられてます。その為、新規発行による時価総額の増加は難しいのです。

 

これらのメリット・デメリットから、

現状では、通貨が安定している国では仮想通貨はそんなに普及していません。

しかし、世界的に先進国の金融政策が量的緩和等による紙幣増刷を進める国(日本も)が多いため、仮想通貨の人気が高まっていることも事実です。

 

まとめると、仮想通貨には、金融商品としての側面と代替通貨としての決済手段の側面があります。今日本では、金融商品として注目度が高いですが、当社としては、低コストで国境を越えた資金移動を瞬時に低コストでできる特徴をメリットとした決済手段として今後の対応を含めて注目していきます。

 

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